Blog【お悩みの方必見】無垢床材の魅力

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2020-08-19

こんにちは。薩摩川内市の工務店・ツクリエです。

 

空間の印象を大きく左右する床。一度施工してしまうと簡単に変更ができないので、家づくりをするときにはよく考えて選びたいものですよね。

 

どんな床材にもそれぞれの特徴がありますが、ツクリエでは家づくりやインテリアコーディネートをトータルで考えて「無垢材」の採用をおすすめしています。

 

無垢材とは

無垢材とは切り出した木材を100%そのまま1枚の板に加工したものです。

複合フローリングは複数の板を接着剤で貼り合わせ表面に天然木でできた薄板やシートを貼り付けたものです。

 

 

無垢床材のメリット

なぜ、無垢床をおすすめするのかと言うと…

 

質感

なんと言っても無垢材にしかない自然の木の質感です。天然の木は、当然ながら一枚一枚木目や色が異なります。その自然な風合いは、人工物ではつくり出せないテクスチャー。唯一無二の空間を演出してくれます。

 

経年変化を楽しめる

無垢材は時間の経過とともに色合いが変化し、味わい深くなります。木材の種類によって、色が濃さを増して深みが出てくるものや、木目が際立ってくるものなど、変化の仕方にもいろいろなバリエーションがあります。経年変化を楽しめるのは、長く住まう家の味わいとなってくれますよね。

 

 

調湿作用がある

調湿作用があるため、部屋の湿度が高いときには無垢材が湿気を吸って不快感を軽減してくれます。乾燥が気になる時期には無垢材から水分が放出され、室内の乾燥を防いでくれます。ジメジメが気になる時期に足元がサラッとしているのはうれしいですよね。

 

年中快適

無垢材のフローリングは木の本来の低熱伝導率により、冬にはあたたかくて素足でも寒さを感じにくいのもポイントです。さまざまな視点から見ても、年中快適な床にしたいなら無垢床がイチオシなんです。

 

 

無垢床材のデメリット

 

多くのメリットを持つ無垢材ですが、デメリットもあります。

 

施工コスト

無垢床材は複合フローリングより施工コストがかかります。

とはいえ複合フローリングよりも寿命が長いので、長く住めばもとはとれます。

 

傷やシミなど汚れが付きやすい

無垢床材は傷がつきやすく、水に濡れると汚れたり膨張したりします。

特に柔らかい樹種を使った床は注意が必要です。

また傷がつきやすかったり、水がこぼれやすかったりする部屋にはおすすめしません。

 

無垢床材のお手入れ方法

無垢床材に憧れるけどお手入れが大変そうとお考えになる方もいらっしゃると思います。

ここでは無垢床材のお手入れ方法を解説します。

 

掃除機

まずは掃除機やほうきでごみを取り除きます。

柔らかい素材の無垢床材だと掃除機を強く当てると傷がついてしまうことがあるので優しく掃除機をかけるようにしましょう。

 

乾拭き

どんな種類の無垢床材であっても水を吸いやすい性質があります。

乾いた雑巾や市販のドライシート、モップなどを使って乾拭きしてあげましょう。

 

水拭き

毎日のお掃除では、水拭きは極力控えた方がいいでしょう。

ただし、食べ物をこぼしてしまったり水が飛びはねてしまい汚れが目立つときは固く絞った雑巾で拭き取ると効果的です。

水拭きしたらしっかり乾拭きするのも忘れないようにしましょう。

水滴などをそのままにしておくと、水シミになってしまいます。

 

無垢床材の種類

 

ひとくちに無垢材と言っても、さまざまな種類があります。なかでもツクリエが手がけるお家で多く採用されてるのがアカシアとオークです。

 

アカシア

アカシアは、深みのあるブラウンと、流れるような木目のところどころに見られる節が特徴です。

アカシアの木は芯の部分と、表皮に近い部分では大きく色が異なり、切り出した部分で色の濃淡が変わります。

あえて色をふぞろいにすることで色に幅をもたせることができ、独特なテイストを演出することが可能です。洋の空間はもちろん和の雰囲気にもなじむほか、トレンドの北欧風やクラシカルなアンティーク調のインテリアにもよく合います。

 

オーク

オーク材には、ナラ、ホワイトオーク、レッドオークの3種類があります。

オーク材のメリットは、密度が高くて硬いため、傷がつきにくいことです。

一方、デメリットは木の中に空気をそれほど含んでいないので、熱伝導率が大きく、冬は床が冷たくなってしまうことです。

 

 

杉がオススメです。

杉は香りと経年変化を楽しめます。

柔らかい樹種なので、傷つきやすい場所にはオススメしません。

 

ヒノキ

ヒノキは硬い樹種なので、傷つきやすい場所にもオススメです。

傷だけでなく、水や虫にも強いという魅力があります。

 

ウォールナット

ウォールナット材も硬い樹種で、傷や衝撃に強いです。

さらに、変形しにくいという魅力があります。

ただし、価格が高いという点はデメリットです。

 

バーチ

バーチ材も傷や水、反りに強いです。

とはいえ、オークよりも若干柔らかいため、足腰にかかる負担が少ないことが魅力です。

 

ケヤキ

同じく傷や水に強い樹種として、ケヤキもオススメです。

重厚感があり、美しい木目模様なので、値段に見合ったおしゃれなフローリングにできます。

 

アッシュ

アッシュ材は硬いため、傷や衝撃に強いです。

タモ材とも呼ばれますが、木目と色がタモ材とアッシュ材とでは若干異なります。

 

ケンパス

ケンパス材は、非常に重厚で、フローリングに最適な樹種だと言われています。

ケンパス材はチークや花梨より硬く、耐久性にすぐれており、乾燥後の狂いも少ないことが魅力です。

 

チーク

チーク材は、耐久性と耐水性に秀でており、防虫効果もあります。

人気の高さゆえに、高価な点がデメリットです。

 

ヒッコリー

ヒッコリー材は、非常に硬く、アッシュ材よりも衝撃や曲がりに強いです。

さらに、蜜蝋ワックスで磨いていくと、色艶が出てとても美しくなります。

 

パイン材

断熱性という観点から言えば、パイン材がオススメです。

冬でもあたたかい床を保てます。

杉と同様に柔らかいですが、価格が安いので、張替えの負担は比較的少なく済みます。

 

ブラックチェリー

ブラックチェリーは、経年変化によって淡い赤色に変化していき、張ってから3年後くらいまでその変化が起きます。

それ以降はあまり色は変わりません。

 

まとめ

 

無垢材の種類と、メリットやデメリットについて紹介しました。

床に使う木材を選ぶことで、自分好みの部屋に近づけられます。

デメリットもありますが、無垢材は選択肢が多いですし、見た目や機能に優れているので、オススメです。

 

ツクリエでは居室は無垢材、家事作業を行うユーティリティやトイレなどはタイル材など、用途に合わせてセレクトすることができます。

どんな床材を選ぶかはインテリアの面だけでなく、ライフスタイルに最適なもの、というのが家族の快適な暮らしのポイントになります。

 

家づくりやリノベーションをお考えの方、ぜひツクリエまでお気軽にご相談ください。

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