Blog二階建て住宅の魅力とメリット。ツクリエでも多い二階建て住宅のオーダーとは?

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2021-06-30

こんにちは。薩摩川内市の工務店・ツクリエです。

 

前回のブログでは、平屋住宅の魅力についてご紹介しましたが、今回は二階建て住宅の魅力やメリットについてご紹介します。

 

二階建てのメリット

日本の現代の戸建て住宅は二階建ての家が一般的です。人口の多い都市部では土地を確保するのが難しく、狭い土地を有効活用するために二階建ての家が一般化したと考えられます。

まずはそんな二階建てのメリットをご紹介します。

 

費用面

建売住宅を購入するときは、多くが土地と建物を同時に購入することになるので平屋住宅でも二階建て住宅でも、シンプルに販売価格を比較すればいいのですが、注文住宅を建てる場合は、同じ広さで工事費を比べると二階建ての方が安くなるケースが多いです。というのも、平屋住宅は、二階建て住宅よりも基礎や屋根の面積が広くなりがちです。建物の工事費用のうち、基礎工事と屋根の工事の占める割合が大きいので、二階建て住宅を選んだほうが安価になります。(とはいえ、間取りや性能、住宅設備によっても大きく変わってくるので一概には言えませんので、要注意!)

 

必要な土地の広さ

延床面積が同じ場合、平屋住宅と二階建て住宅を比較すると、平屋住宅のほうが広い土地が必要になります。土地に建てられる建物の広さには上限があるため、小さな土地でも二階をつくることで生活スペースを確保することができます。

 

 

希望する部屋数を確保しやすい

上記で説明した土地の広さにも通じますが、土地が狭くても二階建て住宅は垂直方向に空間を利用できるため、平屋住宅よりも延べ床面積を確保しやすいメリットがあります。部屋数を多く確保したい方には二階建て住宅がおすすめです。

 

家族間のプライバシーを確保しやすい

二階建て住宅は、一階と二階で空間を分けることができるので、プライバシーを確保しやすくなります。一階と二階の生活空間を完全に分離した二世帯住宅も可能です。

 

 

 

二階建てのデメリット

わかりやすいメリットの多い二階建て住宅ですが、デメリットもあります。

次にデメリットをご紹介します。

 

生活動線が複雑になる

暮らしのなかで一階と二階を行き来することになりますので、生活動線は大変になりがちです。家事動線は工夫次第で解決に導くことができますが、例えば、朝、一階のキッチンで料理をつくったあとに二階で寝ている子どもたちを起こしに行くなど、行ったり来たりが発生する場面がどうしてもあります。

 

地震の揺れの影響を受けやすい

安定感のある平屋住宅に比べて二階建ては地震の揺れの影響を大きく受けます。

特に二階で過ごしていると、一階より揺れを大きく感じ怖い思いをするかもしれません。

 

高齢になって階段の上り下りが大変になる

年齢を重ねると階段の上り下りが苦になりがちです。

子供が巣立ってから、二階は物置となって有効活用されずに無駄なスペースになってしまうケースも多くみられます。

 

 

暮らしやすい二階建てをつくるポイント

次に暮らしやすい二階建てを作るためのポイントをご紹介します。

 

家事動線を考える

例えば、洗濯機と洗濯物を干すところを近くに設置すると、効率的に作業を行えます。

もし二階に物干しスペースを作ってしまうと、重たい洗濯物をもって階段を上らないといけません。

新しい家での生活イメージを膨らませながら、一階と二階の動線を考えるといいでしょう。

 

 

トイレを一階と二階に設置する

家にトイレが2つあると朝の忙しい時間など家族間でのトイレ渋滞が起きにくくなります。

また、感染性の体調不良になってしまった場合はトイレを分けて利用できます。

二階に寝室がある場合は、トイレのためにわざわざ一階に降りる必要もありません。

 

 

老後を考えて一階をバリアフリーにする

デメリットでもご紹介したように、年齢を重ねると階段の上り下りが苦になりがちです。

将来のことを考えて、一階だけで生活ができるように間取りを考え段差をなくしたバリアフリーにしておくといいでしょう。

 

 

お洒落な二階建てにするポイント

ここからはおしゃれな二階建ての間取りにするポイントをご紹介します。

 

吹き抜けをつくる

吹き抜けとは建物の階の間に天井をなくして一階と二階をひと続きにした空間のことをいいます。

吹き抜けは天井が高くなり開放的な空間を作ることが出来ます。

また一階と二階がつながっているため、家族とのコミュニケーションが取りやすくなるのも魅力です。

階段を上がらなくても一階から声をかけることができます。

吹き抜けのあるお家の施工事例はこちら☟

光と暮らす家

 

インナーバルコニーをつくる

インナーバルコニーとは、バルコニー部分が建物からせり出していない屋根付きのバルコニーのことをいいます。

インナーバルコニーはプライバシーを守りながらアウトドア気分を楽しむことができます。

家族やお友達とバーベキューを楽しめたり、お子さんの遊ぶスペースになったりと、ライフスタイルの幅を広げてくれます。

 

インナーバルコニーのあるお家の施工事例はこちら☟

2Fリビングの家~ヘアサロン兼住宅~

 

 

 

まとめ

ツクリエへのオーダーですと、「吹き抜けをつくりたい」というご要望から、屋根の勾配などを含めた外観とのバランスや費用面を総合的にみて二階建て住宅になったお宅や、「ビルトインガレージが欲しい」というご要望から一階にガレージ、二階に居住スペースと分けたお宅などがあります。どちらのお施主さまも理想の暮らしやライフスタイルに合わせた結果、二階建て住宅を選択したかたちですね。

 

前回は平屋住宅、今回は二階建て住宅とご紹介してきましたが、どちらにもメリット・デメリットがあります。どちらのかたちでも、あなたにとって最適な家づくりが叶いますように。

 

 


 

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