Blog【お悩みの方必見!】IHコンロ・ ガスコンロを徹底比較!

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2021-09-01

こんにちは。薩摩川内市の工務店・ツクリエです。

 

家を建てるときにキッチンをガスコンロにするか、IHにするか迷う方がいらっしゃいます。もちろん、「慣れ親しんだガスコンロ一択!」という方も、「新しいキッチンでは絶対にIHにする!」という方も少なくありません。

 

そこで今回のブログでは、「ガスコンロとIHの特長・メリットデメリットをご紹介! あなたにぴったりなのはどちらか、判断材料にしていただけたらと思います。

 

 

 

IHコンロの特徴

まず、IHの特徴ですが、磁力線のはたらきで調理道具(鍋やフライパン)の底を加熱する仕組みになっており、火が出ません。火が出ないことで、ガスコンロと比較して安全性の高い調理器具と言えます。また、見た目は凹凸がないフラットな天板。加熱度合いを管理しやすい調理器具でもあります。

 

IHコンロのメリット

次にIHコンロのメリットをご紹介します。

 

安全性が高い

IHは火が出ないのが特徴ですが、それは安全性に直結するもの。火が出ると誤って触れてしまい火傷の恐れがありますし、消し忘れや引火によって火事が起こる可能性も否定できません。その点IHは、小さな子どもや高齢の方がいる家庭では、ガスコンロよりも安心でしょう。

掃除がしやすく清潔を保ちやすい

天板がフラットなことで、掃除がしやすく、清潔を保ちやすいのはメリットのひとつ。ガスコンロの場合は、掃除のたびにパーツを外す必要がありますが、IHならサッと拭くだけでキレイになります。焦げついてしまった際も、メラミンスポンジでこすると簡単に汚れを落とすことが可能。

 

火力の調整がカンタン

ガスコンロはつまみを回したり、左右に移動させたりして火力を調整するのに対し、IHは数字で表示されます。数字でないものもありますが、どちらにしても毎回同じ火力にできるのはIHの特長。調整が簡単にできるのは、うれしいポイントです。

 

 

 

IHコンロのデメリット

次にデメリットのご紹介です。

 

鍋底の具材が焦げやすい

ガスコンロは日が全体を包むように加熱しますがIHは調理器具の底が加熱される仕組みなので、鍋底で焦げることがあります。

焼いたり炒めたりする調理の際には注意が必要です。

 

ヒーターの表面が焦げてしまう

IHは表面に汚れがたまってしまうと、調理のたびに汚れが加熱されてしまい、焦げが目立ってきてしまうことがあります。

水拭きをしたり、汚れを掃除したりするなどのお手入れが必要です。

 

IH専用の鍋以外を使うと発火の恐れがある

IHではIH専用の鍋を使わないと油が加熱されすぎて、発火してしまうリスクがあります。

火災のトラブルに巻き込まれないように、揚げ物をしているときはその場を離れないようにしましょう。

 

鍋底に反りがあると、温度センサーが正確に機能しない恐れもあります。

揚げ物の時は専用の、あるいはそこが平らなIH専用鍋を使いましょう。

最近のIHには温度過昇防止機能や空焼き自動停止機能などの安全機能が搭載され、安全性は向上しています。

 

 

ガスコンロの特徴

次にガスコンロの特徴ですが、ガスコンロは火を使い調理道具を加熱します。中華鍋などの底が丸い鍋など、使える鍋の幅が広いので調理の幅も広がります。強い火力で調理できるので中華料理や炒め物はIHよりおいしく作ることができます。

 

ガスコンロのメリット

ここからはガスコンロのメリットをご紹介します。

 

火力が強い

ガスコンロを選ぶ人が理由に挙げるのは「火力が強い」というもの。ガスコンロは強火での調理に適しています。つまみを回して火力を調節し、火の大きさを目視しながら加減できるのもガスコンロに慣れている人にとっては使いやすいポイントです。

調理器具を選ばなくていい

IHですと、使えるフライパンや鍋を選ばないとなりませんが、ガスコンロの場合はほとんどのフライパンや鍋が使用可能です。調理器具を買うときに、ガスコンロで使えるか否かチェックしたり心配したりしなくてもOKです。

停電のときでも使える

ガスコンロはガスで火を起こすため、停電のときでも関係ないく使用することができます。災害時に備えることは、家づくりにおいても重要なポイントですが、ガスさえ止まっていなければコンロで調理できるのは心強いですよね。

 

ガスコンロのデメリット

次にデメリットのご紹介です。

 

お手入れが大変なこと

フラットなIHと違い、凹凸があったり、いくつかのパーツがあったりするガスコンロは、お手入れに手間がかかります。使用するたびに五徳を外して掃除をすればキレイに保つことができますが、毎回するのは正直なところ大変です。

 

夏場に暑くなりやすい

クローズドなキッチンで火を使って調理していると、やはり空間が暑くなります。それでもガスコンロがいい! という方には、オープンキッチンやアイランドキッチンにすることをおすすめします。

 

IHに比べると危険

当たり前のことですが、ガスコンロは火を使いますので、小さなお子さまや高齢の方がいる家庭ではIHよりも、より注意が必要です。お子さまには手で触らないように繰り返し伝えたり、ベビーゲートを設置したりするなどの対策をしましょう。

 

IHとガスコンロはどちらがいいのか

 

電気代・ガス代の比較

 

参考に東京電力のオール電化向けプランにおけるIHコンロの使用と、都市ガスLPガスでガスコンロを使用した場合の

1キロワットアワーあたりのランニングコストを比較します。

なお、キロワットアワーとは、「1時間に1000ワットの機器を運転したときの消費電力量」を指します。

 

まず、電気の場合です。

電気は時間帯によって料金が変わってきます。

朝10時から夕方17時までの料金は、約38.6円、朝7時から10時または夜17時から23時までの料金は訳25.9円、

深夜23時から朝7時までの料金は12.2円です。

 

一方でガスの場合です。

都市ガスは約12.1円、LPガスは約21.2円です。

 

ご利用の電気料金プランによっても差はありますが、深夜・早朝にまとめて料理する方であれば

電気とガスのランニングコストはあまり変わりません。

一方昼間に料理をする場合は、基本的にガスの方が安いです。

ただし、1日の中でコンロを使用する時間は限られているでしょう。

ご自身のライフスタイルに合ったほうを選択することをおすすめします。

 

ガスコンロからIHコンロにする際の費用・注意点

 

続いてIHコンロを導入する際の費用をご紹介します。

ガスコンロからIHコンロに交換する場合、本体価格と交換工事費の合計額は約9万円~25万となります。

IHを使うためには200Vの電源が必要となるため、そこに費用がかかることもあり、工事費は高くなります。

 

最後にガスコンロからIHコンロに変えた際に困ることとその対策をご紹介します。

 

停電時にコンロを使えなくなる

対策としては、IH卓上コンロの用意が挙げられます。

 

今までの鍋が使えない

IHコンロに対応した鍋やフライパンが必要になります。

調理器具に銅やアルミが多い場合に限りますが、対策としては「オートメタル」のIHコンロを選ぶと良いでしょう。

 

火力調整の難しさ

対策としては火力の調整のしやすい製品を選ぶと良いでしょう。

 

「炙り」が使えない

対策としては、オーブントースターを使うことが挙げられます。

 

まとめ

昨今はIHコンロに変える人も多いですが、費用面は基本ガスコンロの方が高いなど端的にIHコンロの方が良いとはいえません。

ツクリエのお客さまは、「オール電化にして光熱費を抑えたい」「掃除が楽なのがいい!」「小さい子どもがいるので安全のために…」とIHを採用する方が多いですね。

とはいえ、IHもガスコンロもメリット・デメリットは、人それぞれ、とらえ方次第なところもあります。あなたの使い勝手がいい方はどちらか、家族が使う場合のことなども考えて選んでみてくださいね。

 

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