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2021-04-26

こんにちは。薩摩川内市の工務店・ツクリエです。

 

家の間取りの三大要素と言えば、L=リビング、D=ダイニング、K=キッチン。なかでも、キッチンは家族のための料理をつくる大切な場所です。だからこそ、使い勝手もポイントに。そこで、今回はキッチンをテーマにお届けします!

 

 

 

代表的なキッチンのタイプ

ひとくちにキッチンと言っても、実はさまざまな種類のキッチンがあります。まずは代表的なキッチンのタイプ別に解説します。

 

空間を無駄なく活用できる「壁付けキッチン」

壁に向かって料理をするタイプのキッチン。壁付けキッチン、背面キッチンと呼ばれることもあります。最大のメリットは、デッドスペースができにくく空間を無駄なく活用できる点です。黙々と調理をしたい人には向いているキッチンと言えます。

 

家族の様子を見渡せる「対面キッチン」

キッチンに立ったときにダイニングやリビングが見渡せるつくりになっているのが、対面キッチンです。料理をしながら家族の様子が見られたり、テレビを見ながら調理したりすることもできます。冷蔵庫や食器棚などが背面に配置されるため、料理中に必要なものをクルッと振り向いて取り出すことができるので移動距離も少なくて済みます。

 

開放的な空間を演出する「アイランドキッチン」

対面キッチンのひとつで、島=アイランドが語源になったキッチン。調理スペースやシンクなどが島のように独立しているのが特長です。メリットはずばり開放感。キッチンからダイニング、リビングまで視野が広がるので、家族とのコミュニケーションも図りやすのがポイントです。ただし、アイランドキッチンは広いスペースが必要になるため、広さに余裕があるおうちにおすすめです。

 

作業動線が短くなる「II型キッチン」

シンクとコンロのキャビネットが並列しているキッチンを、II型キッチンと言います。(セパレート型キッチンと呼ばれる場合も)。特徴としては、シンクとコンロの移動がほぼないので、作業動線が短く、かつ作業スペースが広くとれて、収納力もあるところ。作業スペースが広いと、家族と一緒に調理を楽しめるのがいいですね。

 

調理の作業効率がアップする「L型キッチン」

L型キッチンは、壁付けにも対面にも対応できるので、導入しやすいキッチンです。設計次第ではコンロとシンク、冷蔵庫の3つのワークトライアングルを短くして、作業効率をアップさせることが可能。ちなみに、ワークトライアングルは正三角形に近づくほど作業動線がよくなります。

 

キッチンのタイプを選ぶ際のポイント

 

キッチンのタイプを選ぶ際には、以下のようなポイントを理解しておきましょう。

 

オシャレかどうか

アイランドキッチンを採用することで、スタイリッシュでおしゃれなキッチンに仕上がります。

そうすることで、キッチンを単なる調理の作業スペースにするのではなく、スタジオのような雰囲気を出せます。

また、L型キッチンも見た目のインパクトがあることが特徴です。

多くの調理器具や小物を置けるため、おしゃれに見せながら本格的に料理を楽しめます。

 

開放感

開放感を重視している方は、対面キッチンの中から選ぶと良いでしょう。

壁にほとんど接していないキッチンや。壁に接する面積が少ないL型キッチンなどにすることで、大きな開放感を得られます。

 

利便性

どれだけおしゃれで開放的なキッチンにしても、実際に使用しにくいキッチンであれば意味がありません。

キッチンの本来の目的は料理することであるのを忘れないようにしましょう。

利便性を考える際には、収納スペースを意識することが大切です。

例えば壁付けキッチンであれば、壁面を活用して多くの収納棚を設置できます。

所有している調理器具の量を考えて、十分な収納を確保するようにしましょう。

 

 

キッチンからの視界

アイランドキッチンはキッチンから部屋全体を見渡せるため、家族の様子を見ながら料理ができます。

また、対面式キッチンも部屋に向いて視界を確保できるため、家族やテレビを見ながら作業ができます。

視野が広い方が良いか狭い方が良いかを考えて、キッチンのタイプを選択しましょう。

 

使いやすいキッチンにするために知っておくべきこと

使いやすいキッチンにするためには、寸法について知っておくことが大切です。

適切な寸法を確保するかどうかで、キッチンの使いやすさは大きく左右されるので注意しましょう。

 

まず調理スペースは横幅60cm~90cmを確保できるといいでしょう。

これだけの幅があるとまな板をゆったり置けるため、効率的に調理するのに便利です。

 

そしてシンクの横幅は65cm~80cmが一般的です。

シンクが広いと、中華鍋やフライパンといった大き目の調理器具も簡単に洗えます。

 

また奥行きがあるとより洗いやすくなるでしょう。

キッチンの高さとしては、85cmが標準とされています。

 

しかし使用する人の身長によって使いやすさは異なるので、身長を2で割って5㎝を加えた高さが使いやすいと覚えておきましょう。

 

まとめ

5つの代表的なキッチンをご紹介しましたが、気になるタイプはありましたか?

最後にツクリエがお施主さまからいただくキッチンについてのご要望をご紹介します。

「キッチンから家族の様子を見渡せるつくりにしたい」

「キッチン内の移動をできるだけ少なくしたい」

「油はねや匂いがなるべく気にならないつくりにしたい」

「配膳が楽にできるつくりにしたい」など。

確かに、それぞれのライフスタイルによる部分もありますが、どれも外せないポイントですね。

 

 

 

ツクリエでは、お客さまのご要望をていねいにヒアリングし、豊富な経験と知識でさまざまな条件をクリアして、かぎりなく理想に近いキッチンを叶えます。詳しくは、ツクリエまでお気軽にお問い合わせください。

 

 

 

 

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